など浪風の立ちさわぐらむ
民と共にも守らざらめや
國をおもふ道に二つはなかりけり
いくさのにはに立つも立たぬも
敷島の大和心の雄々しさは
事ある時ぞあらはれにける
事しあらば火にも水にもいりなむと
思ふがやがてやまとだましひ
敷島のやまと心をみがけ人
いま世の中に事はなくとも
山を拔く人のちからも敷島の
やまと心ぞ
國にちからを盡 せとぞおもふ
弓矢もて神のをさめし國ひとは
ことなき世にも心ゆるぶな
うつせみの世のためすゝむ軍 には
神も力をそへざらめやは
身をすてゝいさををたてし人の名は
國のほまれと共に殘さむ
國のためいのちをすてしものゝふの
やまと心のひかりなりけり
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